『災害を知り、地域を知って、防減災のために何をなすべきかを考え,実行する。大切な人のため,自分のために。』これが船防の防災活動の基本的考え方です。

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【災害を知る】・・・発生原因、過去の発生状況、最近の発生傾向を知ることです。

・災害には地震、津波、液状化、火山災害等の地災と、豪雨、豪雪、洪水、高潮、防風、竜巻等の風水害、崖崩れ、地滑り、土石流等の土砂災害等の自然災害および爆発等の事故災害があります。その発生原因や災害史から教訓を学ぶことは、災害を防ぎ、減らすための基本です。さらに、最近の地球温暖化による暴風雨の激化等について理解することが大切です。

【地域を知る】・・・地形・地質,注意すべき災害,役立つ(危ない)施設・場所等を調べます。

・船橋市は、市内各地区の地形や地質の条件から地震、水害、土砂災害等に関する地区別防災カルテが作成しています。津波や高潮に関しても想定被害地域を明らかにしています。こうした資料を基に各地区の危険個所や、防災に役立つ施設等を調べる「まち歩き」や、より詳細な地図作りが役立ちます。

【何をなすべきかを考え,実施する】

・上記の「知る」を踏まえて何をなすべきかを考え、訓練し実施することが最も重要です。なすべき課題は、沢山見つかるはずです。皆さまの問題意識の状況等に応じて課題を設定し、何をなすべきかについてお手伝いしたいと思います。各事項の詳細説明は省略しますが、必要に応じて順次ホームページでも掲載して行きたいと考えています。

【具体的手段・方法】

●防減災講話,シミュレーションゲーム等による課題の把握検討

・防減災講話・・・・・・・・・・防減災に関する各種講和

・DIG(ディグ:災害想定ゲーム)・・地区の被害想定を洗い出し、各種条件での対応策を考える

・クロスロードゲーム・・・・・・二者択一問題を、その選択理由について話し合いながら考える

・HUG(ハグ:避難所運営ゲーム)・避難所運営に関する疑似体験で各種問題について考える

●(自助)先ず自分や家族を守る

・備蓄品や避難時携帯用品の準備

・家族の安否確認の方法に事前準備

・家の耐震診断と耐震化

・家具の転倒防止(固定)

・我が家DIG(ディグ:災害想定ゲーム)

・エコノミー症候群予防体操

・ライフライン被害と対応ー電気、ガス、水道、下水道等遮断

・火気管理・初期消火

・損害保険        その他

●(共助)しかる後、地域の人達を助ける

・共助体制の整備と確立・運営

・自主防災組織の設立と運営・訓練

・タイムライン(行動計画)策定と訓練

・【救援・救護】

・心肺蘇生(CPR,AED)    ・出欠・骨折応急手当      ・傷病者等搬送      ・トリアージ      ・倒壊家屋からの救出        ・初期消火

・要配慮者対策(高齢者、身体・精神障害者、難病疾患、妊産婦,乳幼児、外国人)       ・感染症対策

・身近品を利用する防災グッズ作成(新聞紙、ごみ袋、レジ袋、ストッキング等)

●避難所の開設と運営

・要配慮者の待遇       ・ペット同伴避難        ・非滞在避難者        ・炊き出し     ・防犯

・トイレ対策  (組み立て式トイレ、既設トイレ活用(携帯トイレ)       ・安全、衛生対策        ・その他

●ロープワーク等

・コブを造る    ・ロープ同士を繋ぐ     ・柱等に繋ぐ    ・輪を造る    ・長さが調整できる結び方

・荷造り結び    ・物干し用ロープを張る    ・その他

●ブルーシートを使った三角テント張り